GA4上でコンバージョンを設定することで、サイトでの目的の達成回数などを確認することが出来ます。回数を確認するだけではなく、他のディメンションと掛け合わせることで流入元ごとやデバイスごとのコンバージョン数などを確認出来るようになります。
コンバージョンはGA4上で登録が必要となります。コンバージョンは計測している「イベント」を条件に設定を行います。ページの表示や、ファイルのダウンロード、特定時間以上のページ閲覧などイベントで取得さえしておけば、コンバージョン登録の対象となります。
コンバージョンの設定プロセスについてはコンバージョンの設定方法をご覧ください。なお、コンバージョンに関しては以下の仕様がありますので、設定前に事前に確認しておきましょう。また既存プロパティにGA4を追加するを利用してGA4のプロパティを作成した場合は、ユニバーサルアナリティクスで設定したコンバージョンをインポート出来ます。
・コンバージョンは最初から登録されている一部コンバージョンとは別に、最大30個のコンバージョンをプロパティごとに設定できます。
・設定したコンバージョンは設定したタイミングからの計測となり、過去に遡っての計測は行われません。
・コンバージョンは設定してからレポート等に反映されるのに最大48時間かかります。ただしリアルタイムレポートでは該当コンバージョンが発生しているかを、設定した直後から確認できます。
・1回の訪問で複数回コンバージョンを達成した場合は、その回数分だけカウントされます(GAでは1回の訪問で1種類のコンバージョンを複数回達成しても1回としてカウントされていました)。